こんにちは。
台湾在住のkotoです。
私は仕事柄郵便で海外に荷物を送ることがよくあります。
今回は台湾から日本へEMSを送るやり方をお伝えさせていただきます。
いくらで送れるのか、何日で届くのか、年間1000件以上発送している私が
過去の履歴を参考に解説していきます。
台湾から日本へ荷物の送る方法
郵便で送る方法は基本的には6種類あります。
国際e小包、平常小包、書留小包、船便、航空便、EMS
たくさんあってどれを選べば良いか分からない・・・
私なりにまとめた結果はこれ
◉国際e小包→(2kgまで、6~14日、安い)
○平常小包→(2kgまで、6~7日、追跡出来ない)
◉書留小包(2kgまで、6~7日、小包の中で安心)
○船便(15~25日、時間掛かる)
◉航空便(3~10日、EMSの次に早い)
◉EMS(2~4日、最速、安心、高い)
「◉」がおすすめです。後々全て細かくご紹介していきますが、迷ったらEMSを選んでください。
高いですが一番安心安全です。
上記の日数は私の経験した感覚です。
発送してはいけないもの&関税はご自身で確認してくださいね。
ちなみに私はそこまで高価なものを送ったことがないので個人間の発送で関税が掛かったことは今までにありません。
EMSとは?
30kgまでのお荷物を安全、簡単、便利に送れる国際郵便の中で最速のサービスです。
台湾から日本への荷物はなんと2~4日で到着しちゃいます。
EMSの発送方法
まずは梱包していきます。
海外発送となります。丁寧に梱包します。特に割れ物などがある場合はプチプチなどでしっかりつつみます。
段ボールに入れます。
国際発送は高いところから投げられたり、重い荷物が乗っかりつぶれたりし、ボコボコになります。
割れ物がある場合は余裕のある箱に入れ、周りに梱包材を敷き詰めます。クッション代わりになり割れにくくなることを意識しながら梱包します。
それなりに固めの箱がオススメです。
EMSの発送伝票の書き方
必要な伝票は下記の二種類(國際快捷郵件と商業發票)が必要となります。
先に郵便局で伝票を貰って家でゆっくり記入するのがおすすめです。
國際快捷郵件から見ていきます。
①差出人の名前、住所、郵便番号、電話番号 記入は漢字でOKです。
②宛先の名前、住所、国名、郵便番号、電話番号 記入は漢字でOKです。
※日本も台湾も漢字の国ですから記入は見慣れている漢字でOKです。日本の郵便屋さんの話によると英語の住所だと分かりにくく発送トラブルになることも無きにしも非ずとのこと。私自身も英語だとミスをする可能性があるし、調べるのに時間が掛かるので、基本的に漢字です。
③中身の種類(文件→書類、禮品→ギフト 貨樣→サンプル、商品→商品、其他→その他)私は、家族や友人に送るものはギフトにチェックしています。
④内容物 細かく書いた方が良いみたいです。私は中国語と日本語で記入しています。(たまに受付で中身は何か聞かれるため、中国語が書いてあると何かと便利です)
⑤差出人のサイン(名前と日付)
⑥内容物の値段です。台湾元で記入。値段がつけにくいものもおおよそで書いた方が良いみたいです。
記入はこれだけです。
補償をつけたい場合は右側にチェックをします。プラスでお金を支払います。
以前郵便局の方に、高価なものでなければ補償にチェックは必要ないと言われたことがあり私は個人で送る際はチェックしていません。
続いてこちらのインボイスです。
①差出人の名前、住所、郵便番号、電話番号
②宛先の名前、住所、国名、郵便番号、電話番号
③発送する日
④中身の原産国
⑤左から内容物、数量、単価、総額、通貨
例えばクッキー2箱とボールペン1本を送るとしたら私は下記のように記入しています。
私は日本語&中国語で記入しています。(たまに英語で表現しにくいものとか困る時があるので。)受付で中身は何?と聞かれることがたまにあるので中国語も記入してあると何かと便利です。
通貨は台湾$で記入するなら全て台湾$でまとめてください。大まかで大丈夫だと思います。
記入が出来たら発送伝票の方はダンール箱に貼ります。インボイスの方は郵便局の方が袋に入れて貼り付けてくれるのでそのまま持っていきます。
↓これはEMSではないのですが、小包を送った際の写真です。
このように箱にTO JAPANと記入しても良いかもしれません。人間もミスをしますので念のため。
壊れ物注意のシールは郵便局にありますので貼ると安心ですね。
郵便局で発送しよう
郵便局に着いたら「郵便業務」に並びます。(店舗によってはまずは番号札を取ります。)
入り口にスタッフさんがいることが良くあるので分からない場合は聞いてみましょう。
自分の番が来たら梱包した箱とインボイスの紙を差し出します。
特に何も言われないですが、今まで郵便屋さんに聞かれたことは
「どこへ送るの?」「中身は何?」「電池は入ってないよね?」
店舗により危険物は入っていないことに対するサインを求められたことがありましたが滅多にありません。
あとは金額を言われるので支払いして終わりです。
特に中国語が話せなくてもほとんど話すことはありません。
発送伝票の控えは必ず貰っておきます。
台湾から日本へのEMSは何日で着く?発送料金は?
こちらは実際の履歴
1日目・・・発送
2日目・・・飛行機に乗る(伝票に記入した自分の電話番号に連絡がきます)、日本へ到着
3日目・・・宛先へ到着
早いですね。だいたい2~4日を見ておけば大丈夫です。
金額は箱の大きさと重さで決まります。
過去に送った時はこのような感じでした。
・ちょっとした小さめの箱(23*14*13cm)に軽いもの(お菓子、Tシャツ2~3枚)を入れて送った時は530元(約1900円)
・しっかりとした重さのあるクッキー缶を2箱送った時は690元(約2480円)
・大きめの箱(39*27*23cm)にいろいろ生活用品など入れて送ったときは1060元(約3800円)
アバウトな表現ですみませんが何かの参考になればと思います。
今までたくさんの荷物を日本へ送っていますが、郵便局員さんの対応が人それぞれです。
国際発送に慣れている大きめの郵便局だとスムーズですが、慣れていないところだと、分からないとかこれは送れないとか言われたことがあります。(送れるはずなのに送れないと言われました)
ある時、大きめの段ボール(サイズは規定内)に梱包した際のこと。
これは大きいから送れないと言われたことがあります。コロナ流行中で娘がマスクをしておらず 郵便局に入れなく、外で間接的に発送をお願いしたのでそこまで踏み込むことが出来ず。改めて違う大きめの郵便局に言ったら問題なく送れました。
できれば慣れていそうな大きめの郵便局に行くことをおすすめします。
今回はEMSのやり方をお伝えさせていただきました。
ぜひ参考にしてみてください。